「自助具」といって、とても便利な道具があるんです。
以前担当させていただいたAさん。
抱えられていたある疾患の随伴症状として、発動性の低下をきたしていました。
しかし、歌になると、自分から布団をめくり、起きようとされたり、楽器を両手に持って(座位のバランス、耐久性の訓練の一つとして)とてもリズミカルに演奏され、心から音楽を愛し、人を想い、最期までユーモアにあふれた方でした。
「歌っていると、しんどいのも忘れます。さあ、次は何を歌いましょうか?」
Aさんがよく口にしていた言葉です。
音楽の効果の解明は、まだまだ発展途上の段階ですが、私たち音楽療法士は、音楽の効果の解明を果てなく追及していく必要があります。
Aさんがのこしてくれた数々の言葉を胸に、頑張っていこうと思う今日この頃です。
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